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「自死遺族の会」の広がり
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大阪自殺防止センターでは2000年12月から自死遺族の会(現:土曜日のつどい)を開催しています。
初回は6名の方から始まりました。この頃は遺族の会を開催しているところが少なく、遠くから、夜行バスに乗って来られ、ご参加された方もいらっしゃいました。また、自殺防止センターとしてもどのように遺族の会を運営していけばいいのか、手探りの状態でした。私たちは電話相談で、「傾聴とビフレンディング」を基本に辛い気持ちに焦点を当てただただ耳を傾けています。遺族の会といえども結局は同じことだと気づき、ご遺族が悲しい、辛い、…さまざまな思いを話して下さることにただただ、耳を傾けるのみです。
現在では各地で遺族の会も増え、様々な形態で開催されています。親をなくした方、お子様をなくした方、伴侶をなくした方等々。自殺防止センターの「土曜日のつどい」は特に対象者を限定していません。大切なご家族を自死で亡くされた方どなたでも参加いただいています。同じ思いの方たちが顔を合わせるだけでも少しは心が和らぐようです。

今では、「土曜日のつどい」の参加者同士のつながりもでき、辛い気持を分かり合える仲間としてよい関係ができつつあるようです。

「土曜日のつどい」の中でこそ、辛い気持のとき、うわべの言葉がけ、は必要なく、そばにいて、黙って一緒にいるだけ…の関係がいかに必要かと実感させられます。まさしくそれこそがビフレンディングだと思います。




2008年3月30日に大阪自殺防止センターとして30周年の記念事業の意味も込めて、「自死遺族支援全国キャラバンin大阪」を大阪府、大阪市、堺市、大阪府自殺対策連絡協議会と自死遺族支援全国キャラバン実行委員会との共催で、開催いたしました。そのときのパネルディスカッションの中で、「自死遺族支援、今私たちにできること」の結論として、大阪府内でももっと多くの分かち合いの会が必要だとの意見が出ました。そこで、そのときのコーディネーターの大阪精神科診療所協会会長渡辺洋一郎先生の呼びかけで、大阪府内数か所の診療所が会場提供に名乗りをあげてくださいました。

現在は、この港区の自殺防止センターの「土曜日のつどい」一か所ですが、大阪府内北部、中部、南部とできるだけ、交通の便も良い参加しやすい場所で開催していきたいと考えています。

まずは茨木市の渡辺クリニックで「水曜日のつどい」第一回目10月15日(水)午後5時〜7時に開催しました。今後渡辺クリニックでの開催状況を見ながら、大阪府内の中央部と南部のクリニック会場での開催をと考えています。
2006年自殺対策基本法が施行され、行政もやっと自殺対策に本腰を入れ始めました。自殺対策いえども、まずは遺族支援をと考えているようです。大阪市や府のこころの健康センターでも自死遺族の個別相談を受けています。

また、堺市こころの健康センターもご遺族の相談業務をこの秋ごろから始めました。
ご遺族の方が少しでも心休まる場所をできるだけ多く、参加し安い所で開催できるよう、スタッフ一同努力して増やしていく予定でいます。

ご遺族の皆様が遺族の会の場だけではなく、通常の生活でもしんどい思いを軽減でき、生きていきやすい社会になればと願います。
お問い合わせ

特定非営利活動(NPO)法人
国際ビフレンダーズ・大阪自殺防止センター 事務局
事務局電話 06-6260-2155 (月〜金曜日 10:00〜17:00)
事務局FAX 06-6260-2157

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